人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Petit Marche ~フランス市場~ 第二回『プティバザール』6月3日開催!


楽しい一日を過ごせるマルシェをします★
by p-marche

フランス料理(la cuisine française)

最近こんな時間からの更新が多くなっております、Shingoです。
昨日の夜(すでにおととい?)は大学で留学生のウェルカムパーティに参加し、
オルレアン大学から留学に来ている学生さん二人とお友達になりました。
二人とも大学で日本語を勉強しているだけあって、
しっかり自分の言いたいことを伝える日本語力があります。
これから一年の滞在でもっともっと日本語力が上達していくことでしょう。
僕もフランスに行きたいです!

さて、今日はフランス料理についてお話ししようかなと思います。
以前に書いたのは料理の種類でしたが、今回はフランス料理の食べ方や構成、
礼儀作法に焦点を当てます。
日本でフランス料理というと、敷居が高くて気軽に食べにいけないのが現状かもしれません。
なので、フランス料理がどのように出されるのか、ご存じない方も多いと思います。
例によって、自分の体験を交えながら紹介していきますので、
あなたもフランス料理への第一歩を踏み出してみてください♪


アラカルト(à la carte)とムニュ(menu)
フランス料理を食べる際にまず選択しなければならないのが、
単品料理のアラカルトとコース料理のムニュです。
アラカルトはご存じのとおり、自分で食べたいものを好きなように注文する方式。
そしてムニュはその日の新鮮食材やシェフオススメの料理を
前菜、主菜、チーズ、デザートの順で食べる形です。
導入部分が分かったところで、ここからはムニュを構成する料理を一つずつ見ていきましょう!

前菜かと思いきや・・・
フランス料理がいきなり前菜から入ると思ったみなさん、ハズレです(笑)
フランスと言えば、忘れてはないらないものはワインでしょう!
まずはワインから選ぶのですよ!
ただ、素人の僕達にはどのワインがその日のコース料理の合うのかなど全くわかりませんよね。
そういう時はソムリエに聞くんです。
ソムリエはお客さんの好み(甘い、辛い、渋い、酸っぱいなどなど)を聞いたうえで、
料理に最適のワインを選び出してくれます。
それはまさに、針の穴に糸を通すが如し!!
このように比喩しても過言ではありませんね。
だって、ワインは何百種類とあるんですから。
さぁ、料理に合うワインが決まり、ほろ酔いで会話も弾んできたところで
いよいよ前菜へと移っていきましょう!
(ワインには料理を食べながら飲むもののほかに、アペリティフ(appéritif)と呼ばれる食前酒もあります。)

前菜(entrée)
前菜は、いわば主菜に入る前に胃にエンジンをかけるブースターのようなもの。
フランスでは生野菜のサラダが出されることが多いです。
前菜を食べながら食欲を増幅し、主菜へと移っていきます。
しかし奇妙なことに、フランスではメロンとグレープフルーツだけは前菜として出されることがあります。
一見、デザートのようなのに不思議ですよね。
これらも食欲を高める効果があると考えられているようです。
フランス料理(la cuisine française)_a0238063_3514468.jpg


主菜(plat principal)
いよいよメイン料理の登場です。
主菜の内容は実にさまざま。
例えば、牛肉であったり、羊肉であったり、魚であったり。
ムニュの内容によっては主菜が二種類出ることもあります。
お店によって工夫を凝らし、味はもちろんのこと、見た目にも美しい料理を提供してくれます。
僕が食べた中でとても記憶に残っているのは、アンコウですね。
これはお店ではなく友人の家に招待された時にメイン料理として出してくれたものですが、
白身で淡白であるにもかかわらず、食感がぷりぷりとしていて魚っぽくないのがとても印象的でした。
ホワイトソースをかけて食べましたが、これはかなりの絶品でした。
最初に選んだワインと一緒に主菜を楽しむ。
まさに至福のひとときですね。
フランス料理(la cuisine française)_a0238063_3541744.jpg


チーズ(fromage)
主菜のあとはデザートでは?と思いきや、フランス料理ではデザートの前にチーズを食べるのです。
フランスはチーズ大国であり、300以上もの種類があると言われています。
代表的なところでは、カマンベールやシェーブルなどがあります。
世界三大ブルーチーズの一つ、ロックフォールもフランスのチーズです。
一般的に、チーズを食べる際にはフランスパンと一緒に食します。
フランスパンを一口大に切り、その上にこれまた一口大に切ったチーズをのせて食べます。
そのまま食べてもおいしいですが、フランスパンと調和することによって香ばしさが増し、
より一層味わい深くなります。
ムニュの場合は数種類のチーズがテーブルに並び、それを少しずつ食べることができます。
せっかくの機会なのですべてを味わってみるのもいいでしょう。
また、気を付けたいのがチーズの切り方。
丸いチーズの場合には中心から放射線状に切り込みを入れ、チーズが扇形になるようにします。
これを間違えると、フランス人はあまりいい顔をしません。
次の人が切った時には変な形になってしまいますからね。
彼らはこだわるところはとことんこだわります!


デザート
最後はやはりデザートでしょう!
チーズでお腹がいっぱいになってしまった?
そんなことを言ってはいけません。
フランス人曰く、喉に上ってくるくらいたくさん食べてこその食事だそうです。
チーズで少しこってりとなった口を軽くするためにフルーツを食べてもよし、
いや、もっとこってりしたいという方は濃厚なガトーショコラ(チョコレートケーキ)を食べてもよし!
思い思いのデザートで食事の最後を締めくくってください!
(そういえば、家庭料理ではデザートにヨーグルトを食べることが多いです。結構ヘルシーですね。)
フランス料理(la cuisine française)_a0238063_3571642.jpg


番外編 ナイフとフォーク
みなさん、ナイフとフォークはどちらの手に持つかご存知ですか?
利き手にナイフ、反対にフォークに決まってるじゃん!
そうですね、僕たちはおそらくそう習っていると思います。
でもフランス人によると、実際はどちらでもいいそうです。
場合によっては食事中に持ち手を変えることもあります。
左手じゃ食べ物を口に運びにくいから、右手にフォークを持つ人もかなりいます。
実際、僕もその習慣がついてしまって、今では両利きになってしまいました。
要は食べやすいように持てばいいんですね。
フランス料理(la cuisine française)_a0238063_435223.jpg



結構簡単に説明しましたが、フランス料理って奥が深いんです。
僕も全然勉強不足なので、まだ知らないことがたくさんあります。
これからちょっとずつ勉強していこうかなって思ってます。
日本では少し敷居が高そうに感じるフランス料理ですが、
それでも気取らずに入れるお店もたくさんあると思います。
フランスは食文化の国。
フランス料理を食べずしてフランスは語れない!
一緒にフランス料理を食べてフランス通になっちゃいましょう!!
おいしいフランス料理のお店を知っている方はぜひご一報を!!!

それでは今日はこのへんで。

A bientôt !

Shingo
by p-marche | 2011-10-16 04:05 | フランス紹介

最新の記事

素敵なイベント達のご紹介
at 2012-06-06 17:51
ありがとうございました
at 2012-06-04 23:35
とりいそぎ・・・ merci..
at 2012-06-04 14:26
Petit Bazard ★..
at 2012-06-03 04:25
お店紹介24 欧風食堂 LE..
at 2012-06-02 01:48

プティバザール出展者

【飲食】
・metissage 
・Le Mars   
・タベルナ・ガッパ 
・こまつ町屋文庫カフェ
・ラ・リズレット 
・mora ~モラ~ 
・cocoon ~コクーン~
・ビストロ レ・アール
・松田久直商店
・日・仏・伊野菜協会
・福井日仏協会
・東京ストア
・くに・清水商店

【雑貨】
・ripple
・ako style
・nani ni
・m.m.factory
・滝本茣蓙店
・atelier~for your art~
・ラミティエ
・六可
・モンゴテコ
・FlowerWorks SEKIKAWA
・buchi
・Acanel
・布作家かおり
・tavolo tavola

【アーティスト】
・バルーンのぶんちゃん
・アコーディオン ガート
・書道家 森 秀一

【ワークショップ】
・しおり作り
・似顔絵アート
・絵本の読み聞かせ
・みんなでアート
・ハンドマッサージ

ブログジャンル

画像一覧